ブラックサバスに通じるかっこよさを感じる
詳細
スタンドパラメータ
破壊力:E/スピード:D/射程距離:∞/持続力:B/精密動作性:C/成長性:E
容姿
黒と紫を基調とした色調のフード付きローブに身を包んだ人型スタンド。
まるで幽霊のように宙に浮いており、下半身は黒い靄のように空間に溶けていて判然としない。
背中合わせになった『R』(ЯR)のようなシンボルがトレードマークで
ローブのいたるところにも騙し絵のように『R』の意匠が隠れている。
顔と思しき部分は真っ黒なモニタになっており、ネットの匿名性を表しているかのような無貌である。
また、両腕はキーボードでできたブレーサーに包まれている。
能力
ネットワーク上に存在するスタンド。
特定のサーバーにアクセスした人間を「本体」とし、ネットワークを介して遠隔地に「本体」の「分身」を作り出す能力を持つ。
この能力で「本体」に選ばれた人間は、遠く離れた場所にいても、自分が見たいものをリアルタイムで見て、感じ取ることができる。
一人の「本体」がこの能力の影響を受けていられる時間は最大で4分。
時間が経過すると、「リモートロマンス」は自動的に次の本体を探しだす(一度「本体」となったものがもう一度「本体」になることもある)。
細かい動作の指定はできず、「近寄って見る」程度がせいぜい。ただし、周囲の音声などは伝えることもできる。
活動時間にも制限があり、一日に付き一時間程度が限界である。
また、このスタンドは「ある特定の時期」にしか出現しないため、いつ出現するのかをネット上の情報で小まめにチェックしておく必要がある。
本体
ディキシー・フラットラインという名前の伝説のハッカー。
詳細な情報は不明であり、2006年に死刑に処されたという情報のみが確認されている。
しかしディキシーの死後も、彼のスタンド「リモートロマンス」はネットワーク上に漂い続け、不特定多数の人間を「本体」とし続けている。
「リモートロマンス」は、「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年を記念し、荒木飛呂彦監修の元で製作されたスタンドである。
2013年10月6日~11月4日にかけて開かれた「JOJO展」にて、Googleとの共同制作により実現した。
このスタンド能力のおかげで、チケットが取れなかった、あるいは都合で行けなくなったという人でも、家にいながら「JOJO展」にいったかのような気分を味わうことができた。
閲覧希望者はGoogle+のビデオチャット機能「ハングアウト」にアクセスし、そこから「リモートロマンス」を遠隔操作で操れる。
ビデオチャットであるため、会場に訪れているジョジョファンとも語り合うことができるという優れものである。
また、公開当初は「リモートロマンス」では覗けない来場者限定エリアが存在していたが、11月3日、4日には「リモートロマンス」でも全貌が見られるようになるというサービスまでついた。
この「リモートロマンス」を遠隔操作している状態は、特設サイトで世界中のジョジョファンから見られるので、その情報をまた共有できるようになっている。