俺は町のその小さな道に吸い込まれるように入っていったらしい。気が付くと真っ暗になってた。ここはなんなんだ?引き返さないと...でもどこに?頭が動かない。
でも、引き返さないと...
そう思うが脚はフラフラと暗闇へと進む。
何分、何時間経っただろう。するとある店が目の前に現れたのだ。古そうな...数百年前からありそうな...店。
その瞬間俺の何かが脳内を駆け巡った。吐き気と眩暈がする。なんだ、ここ...どこかで...
夢?本?確かに記憶が...この店の看板を見たことが...
壁に手をつきながらその店を見ていると扉が開いた。少しして中から黒いドロドロした煙のような物が出てくる。この臭い...も確か...昔...
何か読める...あ...たの魂...りま...?
一体なんな...くそっ、急に眠気が襲ってきた。
目が...まだ起きてなくちゃ。あの正体は...この店は...なんなのかを...
ドタンッ...
.........ズリ...ズ...ズ...
キィ...
バタンッ
あなたの魂 送ります
なんだこれ。疲れてるのかな
バァン!(大破)