外に座す人らつ塗る色 島 摺る 無二身を願う uh- 幾つか惜しと彩干る 散るのを 兼ねり兼ねり
切るされた刃 理さえ問い 余映面残るくねと 羽根 蔵 紗 いなる 燃すこと狂い 密かしめ
花隠れ 空走れ 見出づるは 海 山 古都 魂繰り 雲へ越せ 夜には涼しさに
歌交ふれ 逃げ迷い 来 哮るか 古き歌 涙し 零れる花 映り 織り成す錦
細き 人刺す光 面影 白く光る 綾 重ね 手繰り寄せ 偲ぶは 懐かしき記憶
荒ぶ風 紡ぐ終わり 遠く 聞こゆる 声音 嗚呼 二列の西の星 導きの標となる
糸 解れ 裂けるとも 幾たびも 縫い繋ぐ 靡く旗 十重二十重 涙 跡 隠し 重ねず
意思 解れ 裂けるとも 幾たびも 二匹繋ぐ 眠る星 空に流れ 繋ぐ糸 錫 鳴りつつ